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2024.09.05
【海外駐在(シンガポール)】
「内外日東の看板」で仕事が来るのはあたり前。
いずれは、「内外日東の吉岡」だから来るようになりたい。
シンガポールへの着任は、コロナ禍の真っ最中。間を置かずにロックダウンになったりして、引き継ぎも満足にできませんでした。そんなある日、一通のメールが。差出人は得意先のお偉いさん。先方は、こちらがこんな若造だとは思ってもいないし、仕事のことは当然分かっているはずって感じで。いやぁ~、もうビビりましたけど、内外日東の看板を背負うってこういうことなんだ、と実感させられました。
《年齢も格も上の人と対等に付き合える。海外駐在のだいご味でもある》
実際、面談とかになると心臓はバクバクだし、胃はキリキリと痛むし。緊張感はハンパない。もちろん、不得手な分野は前もって下調べをするとか、情報を仕入れたりはしますが。さすがにシッピングターム(船積み条件)は何ですか、なんて恥ずかしいことは訊け ない。基礎的な業務はできてあたり前。鍛えられてる感はハンパないです。いずれは内外日東という看板ではなく、内外日東の吉岡だから任せたい、と言ってもらえるようになりたいです。
《シンガポールと日本とでは、仕事のやり方もかなり違う》
SI(Shipping Instruction : 船積み指示書)を打ったりする、日々の事務作業はローカルスタッフの担当です。では我々は、というと、 お客さんとローカルスタッフとのコーディネート。最初は違和感もあったのですが、お客さんと接する機会が格段に増えた分、関わり方も深くなり、案件がまとまれば、やりがいもひとしおです。反面、うまくいかなければ、気まずいことこの上ない。なにしろ狭いシンガポール、業務外でもどこかで顔を合わせてしまう なんて、日常茶飯事ですから。
《プレッシャーはハンパない海外駐在。それに打ち勝つ得意技が吉岡にはある》
学生時代からそうでしたが、基本的に引きずらない。いい性格なんですよ。きのうはきのう。きょうはきょう。嫌なことがあってもシャッフルして、フラットな状態で1日をスタートできる。事業所 だと、日本人はただでさえ目立つうえに、ローカルスタッフはすっごく注目している。落ち込んでたりしてると、スタッフの士気にも影響 しますし。
《就活は、自分を見つめ直すいいチャンスでもある》
物流業界は地味です。縁の下の力持ち的な存在です。ただ、日々の生活に欠かせない、なくてはならないライフラインとも言えます。荷が止まれば、社会が止まる。困る人が大勢出てくる責任のある仕事です。そこにやりがいや充実感もある。就活は社会人になるための準備段階。自分向きかどうかも含めて、どんな社会人になりたいのか、その軸とか思いを見失わずに活動して欲しいですね。