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2008年入社 社員

大切なことは実務を身につけておくこと

2024.09.05

【海外駐在(シンガポール)】

外国語があかんから、海外はあかん。
それは誤解です。要は貿易実務が身についているか、です。

シンガポール新参者の僕が言うのもなんですが、こっちは治安はいいし、暮らしやすい。 ヘンなこだわり、あそこの牛丼 が食べたい、みたいなこだわりさえ捨てれば、ほとんど何でも簡単に手に入る。ここシンガポールは多国籍社会。ある意味マイノリティーの集合体だからか、みんな仲良くやっていこうよ的な、優しさがある。ミラノでは考えられなかったですね。まわりみんながドロボーに見えましたから(笑)。

《野球選手がメジャーに行っても、基本的なルールに変わりはない。同じように、日本だからシンガポールだからといって、貿易実務に違いはない》

僕は言葉があかん(自信を持って言うことじゃないけど)ので、最初どうなるかと思ったけど、貿易実務や倉庫に関わる知識は、日本だろうとこっちだろうと一緒。実務の流れを把握していれば、ノープロブレム。作業のステップごとに確認したい単語は出てくるし。 大切なのは、貿易実務をしっかりと身につけておくことです。なによりありがたいのは、日系のお客さんが多いこと。売り上げの多くも、その日系企業さんで成り立っています。

《牛込の自信の裏付けには、日本でのリチウムイオン電池の成功体験があった》

他人にはできない、競合他社さんではできないことを提案して受注につなげる。収益を上げて、会社の業績に貢献することは、企業人としての勲章です。僕の場合はリチウムイオン電池。扱いを2年で10倍に伸ばしました。リチウムイオン電池の需要は、近年すごく増えている。でも輸送方法も、扱える倉庫を見つけるのも難しい。まず電池の扱い方から勉強しました。さらにグループ企業や協力会社さんを巻き込んで、倉庫スペースの確保に奔走しました。この業界、大切なのは日々の積み重ね、人柄を評価してもらうためにもコミュニケーションの重要さを改めて実感しました。

《ここ数年、新人たちを見て、ちょっと気になることがある》
最近の傾向として、女性陣には圧倒的な熱を感じる。まなざしが熱い。その点男性陣はよく言えばクール。なんか冷めている。与え られた仕事はソツなくこなす。でもそれだけって感じがします。担当 以外はあまり興味を示さない。それってどうなんだろう。現場に行く。物を見る。お客さんのとこに行く。上司や先輩はどういった アプローチで、どんな話し方をしているのか体感する。もちろんうちの態勢もあるけど、打席に立ってなんぼなんですよ、この商売、とりわけ営業は。がんばれ、男性諸君!もちろん女性陣にも期待しています!